2014年3月30日日曜日

建築とお金。

建築とお金についてFacebookに投稿したら色々な意見が出たのでシェアします。
https://www.facebook.com/akihiko.kowata/posts/537295749718772

2014年3月24日月曜日

面白いアイデアを見つけました。
緑の使い方もですが、廻り階段の中央を吹き抜けにせず、
楽しいスペースにしちゃってるところが好きです。

http://inhabitat.com/paul-cocksedges-living-staircase-spirals-from-floor-to-ceiling-with-lush-greenery/

2014年3月17日月曜日

住宅についての新しい概念。

住宅について思っている事。

年金不安や経済の見通しの不安を考えると、又、子供達の未来を考えた時、人生のうちで最も高い買い物である住宅を単なる住む場所と捉えていて良いのだろうか?と最近感じている。

私の家は2階に生活スペース3階に寝室という作りにしてあり1階は時期によって使い方を変えられるよう作られている。
今は子供が小さいので1階は応接兼客間の和室、書斎、納屋、土間というゆったりした使い方をしているがそろそろ物要りになるので収益をあげられるよう、和室を下宿部屋、書斎は事務所、納屋や土間は教室や店舗に用途を変えようと考えている。

子供が独立した頃には親を1階に住まわせるかもしれない。
また3階の子供達の小さな寝室(それぞれ2.6畳の、寝るためだけの部屋)は間仕切りを取り払いゆったりとした夫婦それぞれの寝室に変更できるようにしてある。

更に将来は長男夫婦が2,3階に住み私達夫婦が1階に移るつもりだ。できればそこで死ぬまで面倒をみてもらえたら、と思っている。

住宅の建設を、収益の上げられる設備への投資として、また何世代もが使う財産として考える。家を住むための箱としてのみではなく、もしかしたら自分達で収益をあげられるかもしれない不動産として捉えてみる。また、家族や親せきは場合によって労働力となる可能性に気付く。
すると住宅にかけるお金は、単なる消費から将来投資へと変貌する。ならば住むだけのために建てる、1世代で住んで壊すという、日本の住宅文化を改め(というより昔に戻し)、丈夫で長持ちするようコストをかける気になり、住宅の質、街全体の資産価値も上がる。

住む場所と働く場所が同じなら、交通費や通勤時間が節約できる。
家族が働いた分は家族に還元される。

そのための一つアイデアがある。家族やその友人、近隣住民が持つ特技を先程の教室で生かすというものだ。教える人になってもらいお礼を支払う。習いに来た人は、先生ありがとうと言ってお月謝を払う。

下宿、と先程書いたが、これについてもアイデアがある。住んで貰う人は大学生。(あるいは留学生でもよい。)
受験後の人生で一番知識が頭に入っている人に、教室で塾の先生をしてもらう。下宿生はバイトを探さなくていい。自分で稼いだ分で家賃を払ったり旅行に行ったりする。教えて貰う生徒達は、先生ありがとうと言ってお月謝を払う。

このアイデアは家族にとってもプラスになる。子供が受験生の場合はもちろん、そうでなくても他人との触れ合いや異文化の体験につながる。
友人や近隣住民も潤い、必要なサービスを受ける事ができ、情報交換が活発になる。

こうして自分の周りの人たちがそれぞれの需要と供給を埋め合い経済が周る。そのような場を提供できる住宅があったら素晴らしいと思う。

2014年3月1日土曜日

チャールズ ムーアのシーランチ

大学の時、チャールズ ムーアという建築家を知りました。
シーランチという建物が有名です。
僕はこの人の作った住宅の内部空間が好きでした。立体的で写真を見ているだけで
ワクワクしてしまうくらい上手くできていて、本に載っている図面を何度も見て、
どうやってこんな空間を作っているのか研究しました。平面と断面がどうなっているか、
それが立体になるとどうなるか自分でパースをスケッチして確かめたりしました。
片流れの屋根も好きでした。屋根をバランスよくかけるのは思った以上に難しく、
今でも悩みます。チャールズ ムーアのかける屋根は洗練されていて魅力を感じます。
日本建築と違い、軒が無くペタンとした屋根です。四角い箱の一部をカッターで
切り落としたような形状をしています。そんな屋根が塔や煙突と一緒に幾つも連なって、
独特のバランスの良い外観を創り上げています。

参考写真
 http://www.linea.co.jp/info/detail/iid/493

指定した地点
110 Sea Walk Dr, Sea Ranch, CA 95497 アメリカ合衆国
http://goo.gl/maps/COugM