2015年7月25日土曜日

屋内で屋外のように過ごす。

今日のお昼はお好み焼きでした。
天気が良いので食事室の窓を全開にして食べました。蝉の大きな鳴き声が聞こえてきます。夏がやってきました。

この南向きの窓からは、夏でも森を抜けて涼しい風が入ってくるため、湿度の低い今日のような日はエアコンいらずです。

壁の一部をくり抜いた形の窓ではなく、壁一面を窓にすると外との関係が、より親密になり、テラスで食事しているような気分を味わえます。
うちの家のように2階でオープンなスペースを作る場合はガラスの手摺をつけると手摺が邪魔に感じないのでオープン感を得る事ができます。

2015年7月13日月曜日

個人のネットワークを活用する。#2次は友達の応援。

僕は今、高校の同級生である杉さんという友達の事業を立ち上げるお手伝いをしています。
事業の内容は、小規模保育事業所を作るというもので、簡単に言えば保育事業を始めるのです。

自分のお子さんを保育園に入れようと思った時、環境の悪い園しか見つからず、これでは子どもたちが可哀想だ、と思った事が事業を立ち上げるきっかけだったそうです。

杉さんとは高校時代、1年生の時同じクラスでした。卒業後僕は松山から神戸に移り、同時に家族は父の転勤で岡山に引っ越したため松山に帰る事はなくなりました。

数年前SNSで高校時代の友人と再び交流をするようになりました。と言っても杉さんとはあまり接点がありませんでしたが、僕が取り組んでいた保育園や幼稚園の設計の仕事について時々記事をアップしていたのを読んでいてくれていたようで、ある日メールで相談がある、と連絡が入りました。

暫くして趣味の陶芸の関係で姫路の方に出向くから帰りに神戸に寄るわ、という事になり卒業以来の再会を果たしました。杉さんの話を聞き、その志に共感しながら他方で経験の無い彼女が果たしてうまくやっていけるのか、心配にもなりました。

何度か話し合った結果、杉さんの意思は固く絶対に成功するのだという気合を確認したので、これはもう応援するしかないなという結論にいたりました。たまたま僕は神戸で同じ事業のための施設を設計し申請した経験があるので僕ができる範囲でサポートすることを申し出ました。

仕事では事業主と打合せを行い図面は部下に書かせていますが、今回は個人的付き合いで応援しているので仕事の効率を上げ時間を作り自分で書かなければなりません。やってみるとなかなか大変です。自宅を建てる時、毎日スケジュール帳とにらめっこをしながら毎晩夜中まで図面を書いた事を思い出しました。

不思議なものですが毎日、これを成し遂げるぞ、と目標を持ち少しづつでも良いからコツコツと目標に関する作業を積み重ねていくと、いつかそれが実現する日が訪れます。反対にそれをしなければ夢はいつまでたっても夢のままです。特に毎日目標への工程の進捗を確認し、隙間の時間を活用しながら日常の生活で日々を終わらせない事が大事だと思います。

杉さんのニーズは僕が今そうして行っている設計や申請の他にも、これから行う工事、そのための材料、建物が出来上がってから必要となる家具や電化製品、備品、カーテンなどのインテリア、スタッフに関する事、など本人もまだ把握できていない沢山の内容があります。

そのようなニーズを、設計について同級生の僕が手伝っているように、誰か杉さんの身近な人が親切に叶えてあげる事ができたら、結果的には色々なものやサービスを安く調達でき、心のこもった仕事によって、きっとこのプロジェクトが成功する可能性が高まるのではないか、と思っています。

2015年7月10日金曜日

ベルリンフィルハーモニーホール

ふと、僕にとって大事な事って何だったっけ?と思い、考えていたらこれが浮かびました。
僕は大学の頃、建築設計の道に進むか音楽や音響関係の道に進むか迷っていました。
その時ハンス・シャロン設計の、ブドウ畑のようだと人々に親しまれているこの素晴らしいコンサートホールを知り、どちらも選択できる事に気がつきました。
なのに長い間忘れてた…。
大事な事をまた忘れないようにする為にここにメモとして残しておこうと思います。

ところで今日ネットでこの建物を調べている時、こんなのを見つけました。

http://www.berliner-philharmoniker.de/en/philharmonie/virtual-tour/

なんとホールの内部を見渡せちゃうんです。もうビックリしました。
しかもこのベルリンフィルのサイト、アプリによるサービスもあり、このホールで行われた演奏が鮮明な映像と良い音で簡単に見れてしまうのです。早速ダウンロードして無料体験版をイヤホンで聞いて見ました。このホールでのコンサートを擬似体験できるし、演奏のレベルが高くすっかり気に入ってしまいました。
憧れていた音楽ホールがこんなに身近なものになっているとは。凄い時代だな‼︎