今回はその2つ目についてです。
・自宅でビジネスを展開する。
住宅の一部をオフィスとして使う
住宅の一部を店舗として使う
このような事は大昔から行われていました。いわゆる自営業というスタイルです。
この従来スタイルの前提は、街中の立地が良い土地で集客が見込める事です。そうではない場合、特に店舗は収益が見込めませんでした。
しかし現在は、物や情報をインターネットで買う時代になり、やり方を工夫すれば、立地の重要性は低下します。物を売るために集客を期待できる街中に高い賃料を払って店舗を構える事は必須ではなくなりました。
またデジタル化、クラウド技術の発展、インターネットのスピード向上などによって、仕事をオフィスに行って行う必然性がなくなりつつあります。スカイプをはじめ安価でリアルタイムにコミュニケーションを取る方法も確立されつつあります。
企業にとってオフィスの家賃が経費に占める割合はかなりのものになります。職種にもよりますが経費節減をする場合、家賃、人件費以外の内容で大幅な削減は困難な場合がほとんどだと思われます。
景気には波があり経営者は悪い波が訪れる度に経費節減に迫られますが、上記の理由で結局賃金カットやリストラなど人件費で調整する事を強いられます。
しかし必要最低限の広さのオフィスを利便性の良い立地に構え、従業員の労働の為のスペースを従業員の住宅でまかなえたとしたら、大幅な節減効果が期待できます。
経費がうんと下がれば従業員に払う給与と会社に蓄えるための売上げは少なくて済みます。同じ利益を上げる為の、従業員にかかる負担は減り余暇を増やす事ができます。
経営効率が上がり、そこで働く人々の余暇が生まれれば、浮いた時間で今まで出来なかった生涯学習などの自分への投資、家族とのコミュニケーション、旅行などが可能になります。
次回はこの続きとして、
自宅で行う事が可能なビジネス
について書きます。
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