2016年4月23日土曜日

住宅を活用して収益をあげる。#4

前回は住宅を収益化するための2つ目の方法、住宅でビジネスを展開する事について書きました。

住宅の一部を店舗にして物を売るという事と、オフィスとして使い自分が勤める会社の仕事を行う事の間には違いがあります。

前者は自分自身が行うビジネスにより直接的に収益を得ています。
この種類のビジネスは他に、英会話や音楽、学習などの習い事を教える教室などが考えられます。

一方後者は、勤める企業が行うビジネスにより間接的に収益を得ています。
この種類のビジネスとして、最近は企業が様々な仕事をアウトソーシングし、在宅勤務で報酬を支払うシステムが普及しつつあり、自宅で作業した分の報酬を得るという選択肢が生まれており、欧米では先行して普及し始めています。

インターネット社会の現代では収益を上げるだけで良いなら上記以外にネットを活用した収益方法が沢山あります。本の紹介文を書いて報酬を得られるサイト、専門知識を生かし企業にアドバイスをして報酬を得られるサイト、写真のネット販売サイトなどなど沢山の収益方法が増えています。

更にブログなどに広告を掲載して収入を得られるアフィリエイトやyoutubeにより収入を得る方法もあります。
これらの方法で得た収益だけで生計を立てる事を推奨する気にはなりませんが、家に居ながら収益を得る方法が昔では考えられないくらい沢山ある時代になった事は間違いないと思います。

その他、最近問題になっている待機児童を預かる、非認定の保育所なども、立地によっては可能な在宅ビジネスと考えられます。

住むためだけが目的の住宅をこのように様々な方法の中から収益を生む住宅に変われば住宅に対する考え方や作り方が変わってくると思います。

選択するビジネスによっては、街中である必要性がない場合もあり、郊外の安く手に入る土地に収益を生む事が可能なシステムを持つ住宅を新築したり中古物件をリフォームして住みながらビジネスを行えば、イニシャルコストもランニングコストも抑えられ効率よく生活ができます。

高齢化が進む日本では特に、現在増えている宅配サービスがもっと浸透し、郊外でもサービスに困る事がない時代が来つつある事を感じます。

そのような未来像については別の機会に書こうと思います。

次回はビジネス自体について少し掘り下げて考えてみようと思います。








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