2016年4月23日土曜日

住宅を活用して収益をあげる。#1

私はここ数年、理想のライフスタイル、働き方を手に入れるために様々な取り組みを行っています。

私の理想は、家に居ながら働く。言い換えれば「家で生まれた収益で暮らす生活」です。

今までサラリーマンとして20年以上働いてきましたがその間のITによる技術革新はめざましく、時代が大きく変化しました。そして今や、会社に勤め給料を得る、という従来の働き方以外に様々な選択肢が生まれました。

私の仕事は建築の設計です。今、この仕事は(この仕事以外も)、PC1台とネット環境さえあれば、世界中どこにいてもできる時代です。

振り返ると、そもそもこの仕事を選んだのは愛着の持てる住宅に住むことへの憧れが根底にあったと思えます。私の父は銀行マンで数年に1度転勤があり、家族の住まいは良質とは言い難い社宅、常に仮住まいでした。ですからどこかに定住し自分が思うがままに住まい、そこを拠点に近所付き合いをしたり友人と交流したいという想いが子供の頃から心の中にありました。
私は小さな頃から絵を見る・描く事、音楽を聴く・演奏する事など、堅苦しく言えば芸術分野に興味がありました。建築の設計はどこかそれらに通ずる所があるように感じます。
よって、建築に対しては美的なものを1つの大きな要素として求めます。
このようなバックグラウンドから私が設計した自分のための住宅は結果的にやはりそれら
(家族や友人との交流、芸術活動、美的要素)を重視した建物になっています。

しかし住み始めて数年経つと住宅を建てた事により家計の状況が変化しました。
住宅関連の支出は家計の多くを占めます。自分が求める生活を得る代わりにその生活を維持するための収入が長期にわたって必要になります。その収入を得続けるためには労働が必要となり限られた自分の時間と労力をとられます。しかしそれではせっかく理想の生活のための住宅を建てた意味が薄れてしまいます。

そこでサラリーマンであれば、ベースアップが必要になります。もしそれが叶わないのであれば副業で別の財布を持つか、自分のスキルを上げ自分の要求に応えてくれる企業に移るか、自分で起業し稼ぐ事になります。
これが一般解だと想いますが、私はそのどれもに違和感を感じてしまいます。
漠然と、「どれも何だかしんどそう...。」と直感的に感じるのです。

生活するための収入を、時間・労力を取られ過ぎず、ストレスなく得る働き方

を考えているうちに、問題となっている家自体が収益を生んでくれたら良いのではないか、と思うようになりました。そうすれば住宅のために元々かかる費用は、収益を上げるための必要経費と捉える事ができます。通勤にかかっていた時間もお金も節約できます。
そこで家をどのように活用できるか考えてみる事にしました。

次回は私が既に実践している、その活用方法について書こうと思います。

ではまた。


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